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脳による食欲・代謝調節
食欲 血糖値 感情・行動
脳は食欲の調節に重要です。
実は体重や血糖値を一定に保つためにも大切です。
脳が体内の栄養状態をモニターしているからです。
例えば血糖値が低下して栄養不足が脳に伝わると食欲を増加し、肝臓からの糖産生を増加して血糖値を回復させようとします。
食後に血糖値が増加した場合には、満腹感を増幅し、全身組織の糖利用を増加して血糖値を元に戻します。
ダイエットをすると最初は体重が減るけれど、途中から全く減らなくなることを経験した人は多いのではないでしょうか。そしてお腹が空くとイライラしてしまう。
体重の低下を脳が感知すると空腹感を増加し、体温維持などのエネルギー消費量を低下して体重が減らなくなります。
また脳内の感情を司る部位にも影響を及ぼして感情と行動が変化します。
どのような情報が末梢から脳に伝わり、脳内のどの神経細胞がこれらの変化を起こしているのでしょうか?
私たちの研究はその一部を解明しました。
そして現在も研究を続けています。
進学、ラボ見学、質問などお気軽にメールでお問い合わせください。学部学生、他大学の学生さんからもお待ちしています。
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